マレーシア航空機の失踪

今日もお酒をやめられそうもありませんが大変な事故が発生したようです。もう遭難したと言う他ないでしょうがこの事故は不思議なことがいくつかあります。

まず第1にレーダーから機影が消えてからマレーシア航空が事故を公表するまで6時間も時間をかけたことです。航空機について詳しくはありませんが、マレーシア航空はこれまで何度も故障で緊急着陸を行っているらしいですが死傷者を出す事故は1977年のハイジャックによるもの、及び95年のサバ州タワウ航空での着陸失敗等、比較的少なく、世界で最も安全な航空会社として雑誌等で認められたこともあるそうです。そんなしっかりとした会社ならなぜもっと早く飛行機の失踪を公表しないのか、おかしいところです。この6時間の間に何かが行われていたのではないか、事故機の捜索開始を遅らせるために。そんな疑いが起こってきます。背後に政治的軍事的な圧力があったのではないかと…

1985年8月12日に500人もの人命が失われたある事故のことが思い起こされます。事故機が墜落してから約46分後にほぼ墜落地点が特定されたのに救助隊が事故機に到着したのは約6時間後の午前4時半でした。その間自国部隊のヘリも、駐留外国部隊のヘリも出動しようとしていたのを当局の指示で中止されたのです。

次に偽造パスポートで搭乗した乗客が2名いるという報道です。ネットでそのことが出ていたのは「ロスアンジェルスタイムスがマレーシア航空当局に聞いた話として…」と出ていたのが一番速かったと思います。 なんでLAタイムスなんだろ、なんでこんなに早いんだろと思いました。その後続いて実在するイタリア人がタイで休暇で遊んでいてイタリアの両親に「僕は大丈夫だよ~」と電話で話したという報道をみたときは笑いました。早すぎる… だんだんテロではないかとの論調が強まって来ました。テロをする動機は何でしょうか?

現時点で可能性が強いのは戦闘機による誤射ではないかと。この地域は現在国境論争喧しくまた偵察機哨戒機沢山飛んでいるのではないでしょうか。ウクライナ情勢も大変厳しい現在、今回の問題が駆引きの材料となった可能性もあります。暫く注意を要すと思います。